大谷翔平の歴史的シーズンが終了。なぜ「MVP満票選出、当確」と言えるのか。
2021年10月06日
23:43
|
野球・スポーツねた
大谷翔平の
歴史的な 2021レギュラーシーズンが終わった。
MLB
投手成績は
23試合先発、9勝 2敗、防御率 3.18、登板回数 130.1、奪三振数 156、WHIP (投球回あたり与四球・被安打数合計) 1.09
打撃成績は
155試合、537打席、 103得点、 138安打、 318塁打、26二塁打、8三塁打、46本塁打、 100打点、96四球、26盗塁、打率 .257、出塁率 .372、長打率 .592、OPS .965
MLBレギュラーシーズンのMVPは
30人のMLB記者の投票によって決まる。
シーズンが終わった時点ですぐに投票は実施されるため
実は既にその結果は出ている。
MLBの野球は
常にデータにより評価を測る世界だが、
ここ最近のMVP選出には
勝利貢献度指数である「WAR (Wins Above Replacement)」という値が
重要視されている。
「ベースボール・リファレンス」算出の
WARは 9.0 でMLB全体トップ。
https://www.baseball-reference.com/leagues/majors/2021-batting-leaders.shtml
「ファングラフス」算出の
WARも 8.1 でMLB全体トップ。
https://www.fangraphs.com/warleaders.aspx?season=2021&team=all
故に
「大谷がMVP当確」と言われる理由だが、
仮に
ゲレーロ Jr.が
「三冠王」を取っていたとしても
大谷の「MVP」は変わらなかっただろう。
「満票当確」が
かなり信憑性高く、噂されているが、
彼が日本人であること、ないことは抜きにしても、
僕も彼は「ほぼ満票」でMVPを手にするだろうと思う。
通常、毎回、30人の中に
「あまのじゃく」の人が1、2名は毎年いるものだ。
でも、「ほぼ満票」で手にすることだろう。
そのポイントは 2つある。
まず一つは
彼が今季、成し遂げた内容に
そもそも「前例が全くない」ということだ。
(「二刀流」の前例として
ベーブ・ルースが一番有名だが、
今季の翔平は
ルースの1919シーズンの成績を凌駕している。)
２つめは
「未来の再現性」の問題だ。
少なくとも今の現役MLB選手が
数年後に
「二刀流選手」になって
今年の大谷選手の記録を乗り越えられる可能性は
皆無だろう。
例えば、
マイク・トラウトが
ピッチャーになって、
シーズンに23回先発して
130三振取ることはこの先もない。
あるいは、
デグロームが
来シーズン、投げながら
毎日、DHとして試合に出続け、
ましてや46本、ホームラン打つこともこの先もない。
つまり
過去、前例もなかったし、
今後未来も、誰も再現不可能な、まさに歴史的なシーズンだったのだ。
大谷選手は
満票得票で
ALのMVPを手にするだろう。
唯一、
これからの大谷選手だけが
今後、「2021シーズンの大谷」を超えられる可能性を持つ。
しかし、
この歴史的シーズンが生まれた一番の功労者として
やはりこの人をおいて他にはいない。
ジョー・マッドン監督だ。
今のMLBで
他のどの監督もきっと
今季のマッドンのような
「起用」はしなかった、できなかったと思う。
セイバーメトリクス (データ野球) を
ただただ崇拝するのでなく、
どこか昭和的で
「データ」よりも
「本人との相談」重視。
今年の大谷君に歓喜し続けた僕たちは
マッドンに、もう一度感謝しなければならない。
マッドン、ありがとう。
監督によって
大谷君の
今後の「起用法」は
ガラリ変わるだろう。
今年のような
「真の二刀流」がずっと続くわけでもなく、
そういう意味で
今年は僕らにとっても最高のシーズンだった。
翔平君の
「二刀流」が
あと10シーズン見たい。
これからも
誰も成し遂げたことのない、
とんでもない記録を
作り続けてゆくだろう。
翔平君、
素晴らしいシーズン、ありがとう。
お疲れさまでした。
歴史的な 2021レギュラーシーズンが終わった。
MLB投手成績は
23試合先発、9勝 2敗、防御率 3.18、登板回数 130.1、奪三振数 156、WHIP (投球回あたり与四球・被安打数合計) 1.09
打撃成績は
155試合、537打席、 103得点、 138安打、 318塁打、26二塁打、8三塁打、46本塁打、 100打点、96四球、26盗塁、打率 .257、出塁率 .372、長打率 .592、OPS .965
MLBレギュラーシーズンのMVPは
30人のMLB記者の投票によって決まる。
シーズンが終わった時点ですぐに投票は実施されるため
実は既にその結果は出ている。
MLBの野球は
常にデータにより評価を測る世界だが、
ここ最近のMVP選出には
勝利貢献度指数である「WAR (Wins Above Replacement)」という値が
重要視されている。
「ベースボール・リファレンス」算出の
WARは 9.0 でMLB全体トップ。
https://www.baseball-reference.com/leagues/majors/2021-batting-leaders.shtml
「ファングラフス」算出の
WARも 8.1 でMLB全体トップ。
https://www.fangraphs.com/warleaders.aspx?season=2021&team=all
故に
「大谷がMVP当確」と言われる理由だが、
仮に
ゲレーロ Jr.が
「三冠王」を取っていたとしても
大谷の「MVP」は変わらなかっただろう。
「満票当確」が
かなり信憑性高く、噂されているが、
彼が日本人であること、ないことは抜きにしても、
僕も彼は「ほぼ満票」でMVPを手にするだろうと思う。
通常、毎回、30人の中に
「あまのじゃく」の人が1、2名は毎年いるものだ。
でも、「ほぼ満票」で手にすることだろう。
そのポイントは 2つある。
まず一つは
彼が今季、成し遂げた内容に
そもそも「前例が全くない」ということだ。
(「二刀流」の前例として
ベーブ・ルースが一番有名だが、
今季の翔平は
ルースの1919シーズンの成績を凌駕している。)
２つめは
「未来の再現性」の問題だ。
少なくとも今の現役MLB選手が
数年後に
「二刀流選手」になって
今年の大谷選手の記録を乗り越えられる可能性は
皆無だろう。
例えば、
マイク・トラウトが
ピッチャーになって、
シーズンに23回先発して
130三振取ることはこの先もない。
あるいは、
デグロームが
来シーズン、投げながら
毎日、DHとして試合に出続け、
ましてや46本、ホームラン打つこともこの先もない。
つまり
過去、前例もなかったし、
今後未来も、誰も再現不可能な、まさに歴史的なシーズンだったのだ。
大谷選手は
満票得票で
ALのMVPを手にするだろう。
唯一、
これからの大谷選手だけが
今後、「2021シーズンの大谷」を超えられる可能性を持つ。
しかし、
この歴史的シーズンが生まれた一番の功労者として
やはりこの人をおいて他にはいない。
ジョー・マッドン監督だ。
今のMLBで
他のどの監督もきっと
今季のマッドンのような
「起用」はしなかった、できなかったと思う。
セイバーメトリクス (データ野球) を
ただただ崇拝するのでなく、
どこか昭和的で
「データ」よりも
「本人との相談」重視。
今年の大谷君に歓喜し続けた僕たちは
マッドンに、もう一度感謝しなければならない。
マッドン、ありがとう。
監督によって
大谷君の
今後の「起用法」は
ガラリ変わるだろう。
今年のような
「真の二刀流」がずっと続くわけでもなく、
そういう意味で
今年は僕らにとっても最高のシーズンだった。
翔平君の
「二刀流」が
あと10シーズン見たい。
これからも
誰も成し遂げたことのない、
とんでもない記録を
作り続けてゆくだろう。
翔平君、
素晴らしいシーズン、ありがとう。
お疲れさまでした。
