「ブルーバード」の求人内容から「第四次産業革命」の本質を紐解く@Telkom大学 Career Days
2019年10月31日
02:45
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イノベーション
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インドネシア
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PT. WAGOMU KREATIF ASIA
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インドネシア
今日は
Telkom大学 (インドネシア・バンドン) の
「第16回 Career Days (就職フェア)」に
参加・出展させていただきました。



インドネシアの
人材状況は
日本と正に「真逆」と考えて良いと思います。
日本は
とにかく人材不足が顕著で、
それはもはや地域性、企業規模、業界など、関係なく、
「一律 どこでも 人手不足」な状況であります。
逆に
インドネシアは
人材余剰が顕著です。
せっかく大学を出たのに、まだまだ就職先 (企業) が少なく
就職できずにいる学生もいる国です。
そこで
弊社では「一つの戦略」として
日本側で雇用確保することを完全に諦め、
インドネシアの現地法人で
人材体制を確保することに
ここ 2年間、注力して来ました。
そして、
「中小企業」にとっては
チマチマ中途半端な繰り返しをするわけには行きません。
ドラスティックに
覚悟を決めてみるという「戦略」、「やり方」は
中小企業こそ、比較的容易に採用することができます。
そして
「DX (デジタルトランスフォーメーション)」も
「第四次産業革命」も
日本以上に各国、
「政策」にしっかり掲げていて、
それに伴う人材育成も
全然進んでいる、出来ているという「感触」もありました。
今日は
「Career Days」 1日目でした


僕たちはこの内容で
「求人」をしましたが、

結果、
約80人の学生たちが
弊社のブースに立ち寄り、話しを聞いてくれました。
そのうち約 20名は
早速、既に応募エントリーをいただきました。

最後に
他の出展者を見て、
「感じたこと」がありましたので、
紹介させてください。
「Bluebird (ブルーバード)」です。

インドネシアに何回か来ている人なら
この「会社」を知らない人はいないはずです。
つまり
従来通りに判断すれば
「ブルーバード」は
誰もが「タクシー会社」と判断するでしょうが、
今、「ブルーバード」は
創業以来、それ相応の「分岐点」にいます。
「Grab」や「Go Jek」、
「ライドシェア」の波が
東南アジアを大席巻しています。
「ブルーバード」の競争相手は
今や「別のタクシー会社」ではありません。
「IT会社」の「Grab」や「Go Jek」こそが
彼らにとっての「競争相手」なのです。
つまり
「ブルーバード」は
今、「IT会社」にシフトチェンジしなければ
もはや「明日」を生きられない、そんな「分岐点」感、危機感覚がきっとあるはずです。


実際に、彼らの今日の
「求人の内容」は
もはら「タクシー会社」のそれではなく
「IT会社の求人情報」そのものです。
日本では
既存業界の方たちが
政治力を駆使して
「黒船」の立ち入りを却下させ、
その時だけ「業界」を守った気になっている状況だと思います。
でも
「ライドシェア」が
合法になっている国では、
普通に、「伝統産業企業」が
こういう新参者たちに
「イノベーションのミサイル」を打たれ、
強烈な競争環境下にさらされる、という姿は各国、しょっちゅう見られています。
「ブルーバード」は
今世界に通ずる「競争力」を維持するためにも
「IT企業」に完全な業態シフトを図ろうとしているわけです。
「ブルーバード」は
どの業界で、何をしている会社なのか。
10年後を見てください。
誰もが
彼らのことを
やがて「タクシー会社」とは言わず、
自然に、「あのテクノロジーの会社ですよね。」と言われることになるはずです。
皆さんはどう思いますか。
Telkom大学 (インドネシア・バンドン) の
「第16回 Career Days (就職フェア)」に
参加・出展させていただきました。
インドネシアの
人材状況は
日本と正に「真逆」と考えて良いと思います。
日本は
とにかく人材不足が顕著で、
それはもはや地域性、企業規模、業界など、関係なく、
「一律 どこでも 人手不足」な状況であります。
逆に
インドネシアは
人材余剰が顕著です。
せっかく大学を出たのに、まだまだ就職先 (企業) が少なく
就職できずにいる学生もいる国です。
そこで
弊社では「一つの戦略」として
日本側で雇用確保することを完全に諦め、
インドネシアの現地法人で
人材体制を確保することに
ここ 2年間、注力して来ました。
そして、
「中小企業」にとっては
チマチマ中途半端な繰り返しをするわけには行きません。
ドラスティックに
覚悟を決めてみるという「戦略」、「やり方」は
中小企業こそ、比較的容易に採用することができます。
そして
「DX (デジタルトランスフォーメーション)」も
「第四次産業革命」も
日本以上に各国、
「政策」にしっかり掲げていて、
それに伴う人材育成も
全然進んでいる、出来ているという「感触」もありました。
今日は
「Career Days」 1日目でした
僕たちはこの内容で
「求人」をしましたが、

結果、
約80人の学生たちが
弊社のブースに立ち寄り、話しを聞いてくれました。
そのうち約 20名は
早速、既に応募エントリーをいただきました。
最後に
他の出展者を見て、
「感じたこと」がありましたので、
紹介させてください。
「Bluebird (ブルーバード)」です。
インドネシアに何回か来ている人なら
この「会社」を知らない人はいないはずです。
つまり
従来通りに判断すれば
「ブルーバード」は
誰もが「タクシー会社」と判断するでしょうが、
今、「ブルーバード」は
創業以来、それ相応の「分岐点」にいます。
「Grab」や「Go Jek」、
「ライドシェア」の波が
東南アジアを大席巻しています。
「ブルーバード」の競争相手は
今や「別のタクシー会社」ではありません。
「IT会社」の「Grab」や「Go Jek」こそが
彼らにとっての「競争相手」なのです。
つまり
「ブルーバード」は
今、「IT会社」にシフトチェンジしなければ
もはや「明日」を生きられない、そんな「分岐点」感、危機感覚がきっとあるはずです。
実際に、彼らの今日の
「求人の内容」は
もはら「タクシー会社」のそれではなく
「IT会社の求人情報」そのものです。
日本では
既存業界の方たちが
政治力を駆使して
「黒船」の立ち入りを却下させ、
その時だけ「業界」を守った気になっている状況だと思います。
でも
「ライドシェア」が
合法になっている国では、
普通に、「伝統産業企業」が
こういう新参者たちに
「イノベーションのミサイル」を打たれ、
強烈な競争環境下にさらされる、という姿は各国、しょっちゅう見られています。
「ブルーバード」は
今世界に通ずる「競争力」を維持するためにも
「IT企業」に完全な業態シフトを図ろうとしているわけです。
「ブルーバード」は
どの業界で、何をしている会社なのか。
10年後を見てください。
誰もが
彼らのことを
やがて「タクシー会社」とは言わず、
自然に、「あのテクノロジーの会社ですよね。」と言われることになるはずです。
皆さんはどう思いますか。