そして、シェア自転車バブルはあっという間に「ジ・エンド」となった@This is China.

2019年04月25日 02:56 | 中国

これが
「中国ビジネス」のリアルだ。



昨年、北京や深圳を訪問した時、
中国の「シェア自転車」は
まさに絶頂を迎えていた。



その 2強が
オレンジ色の車体の モバイク (Mobile) であり、
黄色の車体の ofo (オッフォ) だ。



しかし、今回の上海。


たった 1年で
「中国のシェア自転車」は
激変していた。



自転車は
汚い広告シールがベタベタに貼られ、
壊れたような車体が
何台も不規則に並んでいる...


そして、シェア自転車バブルはあっという間に「ジ・エンド」となった@This is China.


つまり
「シェア自転車」のバブルは
あっと言う間に
「終幕」を迎えることになったのだ。



最初の「保証金」に頼るだけの「ビジネスモデル」は
あまりに安易であったこと。



そして、想像以上に修理費用がかさむ上、
放置自転車が街の美観を損ねると、社会問題化し、
各社の経営を圧迫。


そして、シェア自転車バブルはあっという間に「ジ・エンド」となった@This is China.

退会する利用者が
「保証金」返還を求めた結果、
大手 8社のうち 5社は破産に追い込まれた。



テンセントが出資していたモバイクも、
昨年12月末に創業者で CEO だった胡瑋煒氏が辞任、
美団点評に買収された。



女性アントレプレナーとして
世界から注目を浴びた、胡瑋煒氏はモバイクを辞め、
今度は「WKUP」という新しい自転車メーカーブランドを上海発で立ち上げている。

URL https://wkup.persona.co/




実にポジティブだね。

胡さんは、必ずやまた
復活の狼煙を上げるだろう。


各国の「シェア自転車」のビジネスモデルも、サービスも、
今回の中国バブルの終わりを通じて、
次のステージに突入してゆくことになります。


しかし、このスピード感こそ
今の中国成長の大きな「牽引力」になっていることは
疑いようもありません。









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