コロナウイルスを封じ込めるためにやるべき日本の方策@中日新聞コラム「静岡発こう読む」

2020年04月28日 23:54 | 新型コロナウイルス対策

世界じゅう、
新型コロナウイルスの広がりが止まりません。

ジョンズ・ホプキンス大学によると
日本時間 28日午前 2:00時点で
世界の感染者数は 300万人を超えました。

死者数は 20万 7千人。
感染地域・国は
世界 185ヶ国・地域に渡り、
その気配は収まることはありません。



そんな中、
このウイルスの「封じ込め」にうまく対応している国があります。


韓国です。


2015年のMERSコロナウイルス
(Middle East respiratory syndrome coronavirus, MERS-CoV)
の教訓を生かした韓国の今回の対応は
見事にも思える一方で、
人の命を目の前にした時に
一体、「プライバシー」と「データの利活用」両者は
どちらが優先されるべきなのか、という新しい問題提起を行っています。



「コロナウイルス」の位置情報を
国民みんなで「見える化」、共有したこの手法

"Contact tracing" (コンタクト・トレーシング,「接触者追跡調査」) と言われ、
日本社会には
様々なメディア含めて、
いまだ問題提起すらされていない「概念」 (考え方) です。

コロナウイルスを封じ込めるためにやるべき日本の方策@中日新聞コラム「静岡発こう読む」
(※本画像を掲載するに当たって、著作権者である中日新聞様の許可をいただいています。)


このコラムにも書いたように
僕は
「人の命」を最優先に考えた時に
「プライバシー」よりも
「データの利活用」が優先されるべき、と考えます。



国民の「プライバシー」意識が高いと言われる、
欧米諸国で
多くの感染者数、死者数を出して、
「封じ込め」に失敗している一方で、
韓国と同じような取り組みをしている、
中国、香港、台湾、シンガポールなどが
このアプリを通じて、比較的、「封じ込め」に成功しているという現実

興味深く、もっと比較検証されるべきテーマです。
日本国内でももっとその導入検討の声が上がるべきと思います。


そして
オーストラリア政府は早い。

26日に
オーストラリア・保健省は
感染者追跡アプリ "COVIDSafe" をリリースしました。
URL https://www.health.gov.au/resources/apps-and-tools/covidsafe-app

コロナウイルスを封じ込めるためにやるべき日本の方策@中日新聞コラム「静岡発こう読む」


このアプリを通じ
「感染者への差別」などが
生まれるようなことなどはありませんし、あってはなりません。


すぐに日本政府も
接触者追跡調査アプリを完成させ、
その導入に一日も早く努めるべきである。



なぜこの議論がこの国で全く上がらないのか、
僕は不思議でたまらない。






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