あなたの地域の課題を教えてください。~静岡大学「地域課題解決支援プロジェクト」
2013年12月12日
01:51
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地域活性化情報(地方創生)
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浜松・地域活性

我らが「静岡大学」が
地域の課題解決を支援するプロジェクトを立ち上げました。
http://www.lc.shizuoka.ac.jp/event001425.html
これは産学連携して
新しい価値創造につながる予感がします。
大学側はどうしても「机上の空論」になりがち。
社会に出て、大事なことは、より実践的な問題解決のアプローチです。
こういう実務的なケーススタディを通じてこそ、
大学側も本当に必要な力を高めることができます。
応募条件は、この 2つだけです。
① 自治体、町内会・自治会、商店街、企業、NPOなど、地域社会で課題に直面している団体及び組織。
② 静岡大学の聞き取り調査に対応していただけること。
応募書類はこちらからダウンロードできます。
例えば、こんな「課題」をぜひ投げ掛けてみたいなぁ、個人的には。
① 「浜松市」は、昔ながらの従来産業に今も頼りがちで、
必ずしも「新産業創出」が積極的に出来ていると言えない。
あるいは、必ずしも起業家を次々に輩出する土地、土壌だと言えない。
「浜松市」が活力ある産業を創造できなかったら、
税収減はおろか、優秀な若者が地元に残らず、
確実に「浜松市」は疲弊していくであろう。
アメリカ西海岸、シリコンバレーのように、
「浜松市」を活力ある
イノベーティブなベンチャー気質溢れる土地とするために、
「浜松市」はどう新産業創出のためのビジョンを提示し、
実行すべきであろうか。
② 郊外型大型店 (在京資本のショッピングセンター) の出店により、
「浜松市」の中心市街地はもはや再生不能なまでのダメージを受けている。
「浜松市中心市街地」も、
地方都市の中心市街地再生での成功事例と言える、
高松市丸亀町商店街の取り組みに大いに学び、同じ展開で再生を図りたい。
その場合、どのようなステップで、
課題解決を図り、再生の街づくりのビジョンを描けば良いだろうか?
浜松街中も、全国の地方都市の「例」にもれず、
都心に高層マンションが建ち、
シニア層の「都心回帰」が目立っているようだ。
実際に街中に住まう住民の「プロファイルデータ」を基に、
具体的な「テナントミックス」のイメージ案を提示して欲しい。
③ 「浜松市」も他の日本の市町村と同様に、
今後30年間で、生産年齢人口の減少と、
高齢者の増加が予測、指摘されている。
いわば、この先、浜松市内の店頭でも
益々「モノ」が売れない厳しい、難しい時代になっていく。
もはやこれは人口構造的な問題であり、もはや不可避な問題である。
そんな中、「浜松市」が市町村間競争力を持って、
成長、発展していくための「生きる道」、実行すべき行動とはなにか。
「静岡大学」の教授と学生たちの「英知」に賭けて、
ぜひ取り組んでいただきたい、解決していただきたい「浜松市の課題」です。