「人を動かす」プレゼンの極意。

超高校級の野球選手、花巻東高の大谷君ですが、
「北海道日本ハム・ファイターズ」入りを決断しました。

ご本人はすごく悩んだと思いますが、
彼が下した決断は「良かった」と僕は思います。

あんなにも「アメリカ行き」を固く決めていた大谷君が
なぜ翻意したのか。

そこには日本ハム球団の「真摯な想い」、「熱意溢れる説得」がありました。

大谷君を動かした「プレゼン」、
ここには「人を動かすプレゼン」の極意が詰まってます。

日本ハム球団はその提示資料を開示してくれました。
http://www.fighters.co.jp/news/detail/3251.html?wapr=50cc17ee

それでは、「プレゼンストーリー」を分析してみましょう。

表紙です。
「大谷翔平君 夢へのみちしるべ」
「人を動かす」プレゼンの極意。
(コピーライト北海道日本ハムファイターズ、以下同じ。)
惹きつける「タイトル」です。

最初に「大谷君が求めるゴール」の確認。
「人を動かす」プレゼンの極意。
要は、「メジャーリーグトップレベルの力を備え、長く活躍できる選手になりたい。」ことで、
「アメリカで野球をやりたい。」のではない。

そこで、「仮説」。
「人を動かす」プレゼンの極意。
「メジャーリーグトップレベル」になるには、2つの「経路」がある。
「日本プロ野球」から行くか、いきなりアメリカに渡っていくか。
「日本プロ野球」は育成が得意、引き上げる仕組み、
「メジャーリーグ」は淘汰する仕組み。

じゃ、それを「検証する」ため、
過去の日本選手のデータから分析してみよう。
「人を動かす」プレゼンの極意。
でも、日本選手で、いきなりアメリカに渡った選手は過去に例がないので、
「検証」ができない。

実は、「韓国選手」にはこのデータがある。
「韓国選手」のデータを検証してみた。
「人を動かす」プレゼンの極意。

そう。
「韓国」でいきなりアメリカに渡って、メジャーで活躍した選手は本当に少ない。
「人を動かす」プレゼンの極意。
要は、「長く活躍できる選手」になるには「リスキー」な選択だ、というわけだ。

一方で、スポーツ選手が「海外進出」する意味、選択は、
その「スポーツ」の置かれた状況、特性などで判断が違って来る。
「人を動かす」プレゼンの極意。

具体的に見てみよう。

「野球」、「卓球」、「柔道」、それぞれ「海外進出」する意味は全く違う。
「人を動かす」プレゼンの極意。

「野球」と「サッカー」は結構、似ている。
「人を動かす」プレゼンの極意。
要は、国内で力を付けて、「日本スタイル」を身に付けてから行くのがベターな選択なのだ。

あの「イチロー」だって、
高校卒業後してすぐに渡米して今のようになったかは疑わしい。
「日本」で「形 (スタイル)」 と「実績」を付けて行ったからこそ、さらにメジャーで活躍できた。
「人を動かす」プレゼンの極意。

そして、「結論」。
「人を動かす」プレゼンの極意。
今すぐ「アメリカに渡る」という選択は、最初に「ゴール」を達成するために「賢明」とは言えない。

最後に・・・
「人を動かす」プレゼンの極意。

「北海道日本ハム・ファイターズ」には実績がある。

「ダルビッシュ有」選手だ。

「北海道日本ハム・ファイターズ」は、
大谷君をメジャーのトップレベルの選手にするために、しっかり育てます。

そして、本当に大谷君がメジャーに挑戦したい時には、
心から、応援し、送り出します。

大谷君をしっかり育てることは、
日本球界から日本ハム球団に預託された使命です。

日本球界のためにも、僕らは、大谷君をしっかり育てます。

だから、我が球団にぜひ入団してください。

だなんて、プレゼンをされたんでしょうね。

僕は、この一連のストーリーにすごく「理」を感じます。

「情熱」と「理」がくっつけば、

固い決意も翻意させることができる、

「人を動かせる」
のです。

大谷君は、「10年に一人」のスーパー逸材です。

彼のこれから、を考えると本当にワクワクしますね。

これからの日本球界を背負う彼には温かい眼差しで応援して行きましょう。

自分の決めた道を信じて、がんばれ、大谷君ヽ(´ー`)ノ


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