「訪日客は来るか」@中日新聞コラム「静岡発こう読む」
2022年10月09日
22:00
|
中日新聞「静岡発こう読む」
今朝の中日新聞に
レギュラーコラム「静岡発こう読む」を
寄稿させていただきました。
タイトルは
「訪日客は来るか?」。

例えば、
「福岡」はさすがだ。
タイ・エアアジアと組んで
10月12日から
バンコク (ドンムアン) - 福岡線を開設する、と発表しました。
URL https://www.aviationwire.jp/archives/257978
「福岡」が
「タイ」とすぐにこうした動きをしているのは
「さすが」というしかない。
「富士山静岡空港」 (静岡県空港振興局) はなぜできないのか。
残念ながら
「セントレア」 (愛知県航空空港課) にも
そうしたポジティブな動きを僕は知らない。
他国はどんどんやっている (行動している)。
どんどんLCCの「新便」開設に向けて動くべきだと思う。
日本も
これ以上のんびりできない、と僕は思うけど。
レギュラーコラム「静岡発こう読む」を
寄稿させていただきました。
タイトルは
「訪日客は来るか?」。

先日、新たに入社するベトナム人スタッフを出迎えるため、
セントレア (中部国際空港) に行った。
その夜は7時頃だっただろうか。
コロナ前には大混雑していた空港は怖いくらいに暗く、
閑散としていて、テナント店も半分程は空きになっていた。
そして、最近、浜松の街中を夜歩いても、
街は本当に元気がない。
お客さんがいないのだ。
飲食店経営者の皆さまにとっては
シビアな状況がずっと続いていると思う。
日本の地方都市に早く賑わいが戻ってほしい。
そんな折りにようやくと言って良いだろう、
岸田さんは「インバウンドの再開」を決断した。
理論的には今月11日から
外国人観光客がどんどんやって来るようだ。
コロナ前、日本の地方の観光業や小売業などは
外国人観光客の消費によるメリットを受けていたと思う。
コロナ前の2019年に、
訪日客数は過去最高の3千万人を突破していて、
日本の観光地はまさに我が世の春状態だった。
(JNTO発表データより)
ところがまさか、全く想定外の新型コロナにより、
状況は大一変。
日本は「鎖国」を余儀なくされ、
国内からは訪日客が (ほぼ) 消えた。
8月に僕はベトナム・ハノイを訪れた。
旧市街のター・ヒエン通り、
ここはタイのバンコクで言えばカオサン通りのようなストリートだ。
世界中からバックパッカー達が集まる。
そしてそこは完全にコロナ前の賑わいに戻っていた。
夜、外国人観光客達がマスクを外して
笑顔で会話しながらビアを楽しんでいる。
アジアでも、ベトナムやタイを皮切りに、
世界は既に観光開国に動いている。
実際に円安の今こそ、「インバウンド開国」には絶好の機会なはずだろう。
しかしながら2つ、コロナ前と違う問題がある。
コロナ前、年間3千万人の訪日客のうち
約3分の1が中国からだった。
中国は未だゼロコロナ政策を採っているので当面まだ来られない。
もう1点、まだ飛ぶフライトの数が少ないので、
航空券代が軒並み高い!
コロナ前と同じようにLCC (格安航空会社) の便数を戻さないとダメだ。
日本政府や地方自治体は税金を注入してでもすぐ動くべきだ。
例えば、
「福岡」はさすがだ。
タイ・エアアジアと組んで
10月12日から
バンコク (ドンムアン) - 福岡線を開設する、と発表しました。
URL https://www.aviationwire.jp/archives/257978
「福岡」が
「タイ」とすぐにこうした動きをしているのは
「さすが」というしかない。
「富士山静岡空港」 (静岡県空港振興局) はなぜできないのか。
残念ながら
「セントレア」 (愛知県航空空港課) にも
そうしたポジティブな動きを僕は知らない。
他国はどんどんやっている (行動している)。
どんどんLCCの「新便」開設に向けて動くべきだと思う。
日本も
これ以上のんびりできない、と僕は思うけど。