「浜松」は何の街なのか??

2012年03月17日 02:09 | 浜松・地域活性

これはアメリカの話し。

元「自動車の街」、デトロイトは、
衰退する自動車産業依存から抜けられず、
失業率、貧困率ともに全米でも高く、全米一の犯罪都市になり下がった。

ダウンタウン(街中) は錆びれ、
街中には、浮浪者が溢れ、空き地や巨大廃墟ビルが多く目立つ。

その「一角」は本当に怖い。

次の「産業」を模索できずに、衰退するだけの「デトロイト」。

対して、元「製鉄の街」、ピッツバーグ

ここは「デトロイト」と違う道を見出した。

見事に街のデザインを「新産業」にシフトさせた。

「リーマンショック」の影響もほとんど受けなかった、「強いアメリカの象徴」の街だ。

アンドリュー・カーネギー、アンドリュー・メロンが遺したDNAか。

大学など高等教育も充実、
優秀な人材が「新産業」を創出、
もはや「製鉄の街」ではない。

「製鉄」が斜陽した 1970年代から、
ロボット、生物医学技術、核工学などのハイテク産業中心に、街の「デザイン」をシフトさせた。


果たして我らが「浜松」は一体「何の街」なのか?

最近、平日に「街」を歩いてても、
何の活力もない。

いや、違う。

10数年も前から、きっと、そうだったのだろう。

優秀な人材は「浜松」には帰って来ない。

僕ら子供の頃、35年前・・・。

「バイクの街、浜松」「楽器の街、浜松」と言っていた。

「バイク」の国内向け出荷台数がどれだけ落ち込んでいるか、
本当に皆さん、知っていますか?

「浜松」は何の街なのか??

僕の親父も「ホンダ」の社員だったが、
本社や工場は、県外、国外に、シフトした。
関連の下請け会社なども同じように引っ越しだ。

人は減った。

果たして「浜松」に産業は残っているのか?

平日、「街中」を歩けば、
明らかに「産業」を喪失していると、僕は実感する。

直視しなくちゃいけない現実ではないか?

「浜松」は「政令指定都市」らしいが、
そんな「凄み」は全くない。

「浜松」は「日本のデトロイト」になっていないか?

「日本のピッツバーグ」になれるのか・・・。

時代に環境適応するのが、会社の経営であり、
これは「行政」も全く同じではないか。

ここで環境適応できなければ、この街に明日はないだろう。

と真剣に僕は憂いています。えーん






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