「浜岡原発」を社会見学。
先週、日曜日に、家族揃って、浜岡原発を見学した。
浜松駅から浜岡原発までは直線距離で
約35kmだそうだ。
原発周囲には、多くの暮らし、人生、ビジネスがある。
思えば思うほどに、「福島」同様のケースが起きた時に、この地域はどうなってしまうのだろう?
と考えた。
「それは二度とあってはならない。」
しか出て来ない。
浜岡原発に着いた。
すぐにこんな石碑がある。
そうだ!
僕が生まれた時(昭和47年 2月) には「既に浜岡は存在していた。」のだ。
僕らには
「浜岡は絶対No!」と言うチャンスすらなかったのだ。
そこには、
「原子力館」という「いかにもPR館」がある。
ぜひ皆さんにもご覧になっていただきたい場所です。
そこで、一体、どんな「啓蒙」「プロパガンダ」をしているのか、僕はとても興味があった。
なかなか想像を超えるほど、「綿密にその必要性を訴える」ストーリーが展開されていた。
入って早速、
「他の国もやっているからもちろん、日本もやるんだよ」というストーリー。
日頃、「プレゼンのストーリーを生業としている」自分にはとってはいささか、
「強引過ぎるストーリー設定」である。
一番、巧く「啓蒙していた」のはココだ。
子供たちと、「QUIZ スマイル×スマイル」で楽しんだ。
「電力」「電気」「原発」に関するクイズ大会を、皆でやり、「上位 3人」を最後に表彰する、というクイズゲーム。
ゲーム自体は、なかなか凝った仕掛けが、秀逸であった。
僕も子供ら 二人と一緒に参加した。
正直、「最高にひどい」クイズである。
知らず知らずのうちに「原発が必要だ」と理解させるような、
クイズが盛り込まれている。
子供らはこの楽しいクイズゲームを通じて、
「原発は日本にとって必要な存在だ」と思うようになってしまう。
何も子供らだけではない。
何も知らない親たちですら、普通にそう思うような「プロパガンダ」である。
「なかなかここは手怖い施設だなぁ」と感心してしまったですよ。
ちなみに、真剣(マジ)にやっちゃって、「優勝」してしまった、あ・・・。
館内には、至るところで、
「地震万全」「8mの津波OK」とか書かれてるが、
そういう問題ではない。
0.000001%でも「その可能性」がある以上、
そのリスクは起こり得るし、
かと言って、そのリスクが起きた時、
今回の「福島」と同じ問題が、「世界」を襲う。
今、我らが「静岡茶」が思わぬ、「局面」に遭っている。
まさに「青天の霹靂」である。
「SHIZUOKA」に EU(欧州連合)も動いた。
EU欧州委員会は 4日、静岡県産の食品を放射性物質の検査対象とする、と発表した。
http://mainichi.jp/select/science/news/20110705k0000e030008000c.html
僕らに出来ることは、
「ノーモア福島」を主張することだ。
浜岡原発に「アンケート」が置いてあった。
書かずにいられず、
「廃炉」をお願いした。
皆さんにはこの 2つの講演ビデオを見て欲しいです。
メディアの情報は必ずしも合っていない。
増してや、中電が伝える「情報」など、操作したい意図のこもった「情報」です。
国民は「正しい情報」を正しく、吸収しなくてはいけません。
小出さんの講演からは「放射能」「原子力」「核」「原発」の本当の怖さがわかります。
これは、もう「うんざり」です。
広瀬さんのご意見は、「現実的に日本が取るべきエネルギー政策」の提案として、大いに賛成すべき意見です。
世界は原発を止められます。
完全な「脱原発」を実現しなくてはいけません。
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