パーパス経営@中日新聞「静岡発こう読む」

トッティ

2021年11月21日 16:14

今朝の中日新聞
コラム「静岡発こう読む」を寄稿いたしました。


(※本画像の掲載に当たり、中日新聞社様の許可をいただいています)


具体的な細かな目標も
悪いとは言わないが、
生きて行く上では
それを包括する、全体的なミッション、パーパス (目的) が
個人も、企業も、みな必要だ。



去年からの「コロナ禍」は
それまでの企業経営の考え方を根本的に覆した
と思う。


一時期、会社への出社は許されず、みんな自宅で仕事をした。
もはや「オフィスは不要だ」とか、
「オフィスの在り方」自体が問われたりした。


様々なビジネスの自粛や店舗の休業も求められた。

「密」を生んではいけない、という。

消費者は外出を控えた。

企業も、
店舗集客やイベント開催を積極的に行えなかった。

こう考えた経営者は多かったと思う。

「果たして自社は社会に本当に必要とされているのだろうか。
何のために存在しているんだ?
そして、自分は経営者として一体
どこでどんな社会貢献ができているのだろう。」



私たちはなぜ存在するのか」という問いに
答えてゆく経営が「パーパス経営」だ。


この問いに答えられない企業は
今後生き残ってゆくことはできないだろう、
というわけだ。


パーパスは事業目標とか数字ではない。
全社員が共有するより本質的、根源的な概念だ。


いかなる企業も
企業の大小にかかわらず、
パーパス、ミッション、バリューが
成文化されていなければならない。



かくいう弊社も
まだしっかりしたものが出来ていなかった。

「コロナ禍」の中、考え続けた弊社のパーパスを
しっかり文章に起こし、ちゃんと公表し、
社内全体で共有してゆくようにします。



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