もう一つの「原発新聞」のこんなレトリックに騙されないよ。
「原発に絶対の安全を求め、
そうでなければ運転を認めない」というのは
ごく当たり前の
人間的判断、道徳観である。
これだけの地震大国、ニッポンで、
「絶対の安全性確保」ができない以上、
日本は
すぐにでも
再生可能なエネルギー開発に
「命」を賭けるしか手はないのである。
子供たちのためにも。
明日のニッポンのためにも...。
そういう「決断」ができる
メルケルだから、
世界でも優れたリーダーと言われるのである...。
日本のリーダーとは違う。
「国内の原発を全て止めたから、
家庭や企業の電気料金は上がっている。
原発ゼロが続けば
天然ガスなど化石燃料の輸入に頼らざるを得ない。」
いまだなお、
こんなバカバカしい「レトリック」で
いつまで国民を騙そうとしているのだろう。
騙せると思っているのだろう。
電気料金を上げれば
いつか
「原発を動かそう」と、言うだろうってか。
これが
もう一つの「原発新聞」、「日本経済新聞」の社説論調である。
本来
政府がすべきことは
実に道義的判断で、
メルケルのように
「脱原発」を目指すことだと思う。
それには
「電力業界の自由化」と
「再生可能エネルギーの代替」に
「命」を賭ける、
これしかないのである。
中日新聞の言う通りだと思う。
福井地裁の高浜原発差し止めは
「国民を守る司法判断」であった。
大いに「評価」されてしかるべきだ。
「疑問点が多い」と訴える「日経」、
完全に「原発新聞」の「レトリック」そのもの。
大いに「異」を唱えたい。
僕らは FUKUSHIMA の悲劇を絶対に忘れてはいけないのだ。
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