理念ある、付加価値創造型のスーパー「京都 八百一本館」に行って来た。
「京都 八百一本館」、素晴らしいお店、スーパー、八百屋だと思います。
行ってみればすぐに、このお店がすごく「理念」を持っていて、消費者から必要とされているお店なんだとわかります。
農業経営者の方、
小売業界の経営者の方は、一度見ておきたいお店ですね。
「理念」とは、
徹底した「食」の「安全・安心」であり、
消費者の体 (健康) のことをトコトン考えた「売り方」なのです。
「商品」に付いた「POP」の文章を見ても、それはすぐにわかります。
店内に並ぶ商品は....
バイヤーの方の厳しい「目利き」を通ったものだけ。
中でも、「こだわり」の商品には
「愛情良品」という「マーク」が貼られます。
「最も安全性が高い食品」には、
「緑」の「愛情」マークが。
「農薬や食品添加物を最小限に抑えた、安全性にこだわった食品」には
「赤」の「愛情」マークが。
いろいろ商品を確認してみましたが、
相当に厳しい「評価」ですよ、これは。
そして、圧巻は、
自ら「農場」を持って
「野菜」や「果物」を作ってしまっているということでしょう。
(「3次産業 (小売) → 2次産業 (加工)、 1次産業 (農業生産)」に参入して行った 6次産業化のパターンですね。)
「
自社農場」は京都に 4つ、北海道に 1つ、合計 5つ あります。
「本館」のお店は「京都のド街中」(烏丸) にあるのですが、
そのビルの 3階に「
六角農場」があるのです。
この「絵」、すごくないですか?
高層マンション聳える目の前で、
この本格的な「屋上農園」!
ここに、大いなる「理念」を感じるじゃあないですか。
もちろん、
街の都心部でこれだけ本格的かつ大規模な屋上農場は「国内初のパターン」です。
ちなみに、隣りの「温室」では、「イチゴ」の栽培もやっていましたよ。
で、この「屋上農園 (六角農場)」で栽培された「野菜」は
こんな風に 1Fの「八百屋」で販売されるわけです。
1月3日、「初売り」の日でしたが、
お店は多くのお客様で賑わい、お店は「活気」がありました。
このお店、「売り方」、とても参考になりますね。
「八百一本館」、明日も引き続きレポートいたします。
京都 八百一本館
営業時間 10:00~21:00
休業 不定休
住所 京都市中京区東洞院通三条下る三文字町220番地
電話 075-223-0801
店舗URL http://www.kyotoyaoichihonkan.com/
企業URL http://www.kyoto-yaoichi.co.jp/
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