「6年ぶりのベトナム」@中日新聞コラム「静岡発こう読む」(通算83回目)

本日 9月11日付の中日新聞 (朝刊)
コラム「静岡発こう読む」 (通算83回目) を
寄稿させていただきました。


タイトルは
「6年ぶりのベトナム」です。

「6年ぶりのベトナム」@中日新聞コラム「静岡発こう読む」(通算83回目)


日本人は
かなり誤解していると思います。


よく
「ベトナムは親日だ」とか言っている人を多く見かけます。


ま、「親日」という言葉は決して間違いではないんでしょう...。


しかし、
「国際関係」とか
「国際経済」って
まずは
「今こそが大事」
で、
またそれは決して絶対的なものでなく
大事なのは「相対的な関係」なんですよね。


その点で言えば
ベトナム共産党だって
あるいは
ベトナム国民の皆さんであっても
今は
「日本より断然、韓国のほうが大事」
なんですよね。


なぜかって?


今のベトナムに対し、
実際に投資してて、
ベトナム人を多く雇用してて、
ベトナム企業と実際に取引してて、
このデータがとても大事で、
こういう他国のプレゼンス (存在感) などをよく理解して
今の「日越関係」を冷静に考えないといけません。



実際に今、
ベトナムへの事業進出に関しては
韓国が日本を圧倒しています。


認可ベースの外国直接投資 (FDI) 額 (今年1~8月) で
韓国企業は約35億ドル (前年同期比 43%増)。

日本企業は約14億ドル (前年同期比 53%減) で
韓国企業が 2倍以上です。


最も顕著な数字として
在留人口で比較しましょう。


ベトナムに住む日本人は
わずか 2.2万人に対して、
韓国人の方は
約10倍の20万人を超えます!



コンビニも
一番人気は
韓国資本の「GS25」!


「6年ぶりのベトナム」@中日新聞コラム「静岡発こう読む」(通算83回目)


日本のコンビニよりも
正直、お客さん、たくさん入っていました。

品揃えも
とても良かったです。

弊社のベトナムスタッフに聞いても
こっち (GS25) の方が好きなんだそうです。


実際に
いろいろな町を行きましたが
「ハングル文字」の看板はたっくさん見かけました。


「韓国レストラン」も
各地で出店しています。



で、僕も
「100%韓国人」に間違えられた
わけです。


「韓国語のメニュー」が出てきたり、
「グーグル翻訳」で
「韓国語」で声かけられるわけです...。


大事なことは
「投資」であり、
実際の「取引」そのものです。



僕も
「日本人の一人」として「誇り」を持って
地元のお酒メーカー (AROMA BEVERAGE JSC) と
「契約」をし、

「6年ぶりのベトナム」@中日新聞コラム「静岡発こう読む」(通算83回目)

「Men’ VODKA」をたくさん買って来ました。

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ベトナムの銘酒
「Men’ VODKA」、
日本初輸入です!

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日本企業よ、
どんどん取引をしよう。
大事なのは
「取引」なのだ。

















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