ビックチャンさん (岡山大学大学院) が「ハフポスト日本版」の番組に登場！@「外国人技能実習生」から考える日本の未来
2022年03月09日
23:34
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技能実習生制度
(2017年 8月27日@白糸の滝)
2017年の夏休み、
彼女は、はまぞうにインターンシップに参加しに
岡山からやって来ました。
当時は
環太平洋大学 (岡山県) の学生で、
とっても真面目な
ベトナム出身のビックチャンちゃん。
インターンのゴールは
「ギャグセンスを学び、磨きをかけるため」で
2週間くらいかな、
ウチにやって来ました。
そんな彼女も
今は、岡山大学の大学院生。
今回、
「ハフポスト日本版」の番組に出演するということを聞いて、
久々にYouTube通じて、再会しました。
今回の「トークセッション」は
“「外国人技能実習生」から考える日本の未来” と題し、
他の賢人の皆さんと一緒に、
もちろん流暢な日本語で議論を交わしています！
ビックチャンちゃん。
中身も、見た目も
「素敵な大人になったなー。」と
驚きながら、番組を楽しませていただきました。
「外国人技能実習生」の仕組みは
ほとんどの日本人の方が知らない制度、仕組みなんだけど、
もはやいろいろ時代遅れの内容であって、
根本的に再設計されないといけない仕組みなんですよね。
本来は
日本人が早期解決しなくてはいけない問題なのに、
困っているベトナム人同胞たちを見て、
彼ら、彼女たちのために
ビックチャンちゃんは
この制度の改善のために
自分ができることを行動されているんですね。
ぜひ、みなさんも
このYouTube、見てくれますか。
ビックチャンちゃんは
トークの中で言いました。
私が大学卒業時に書いた卒論 (卒業論文) では、
技能実習生は日本で学んだ技能よりも、
日本で培った人々とのつながりや
日本語能力の方が
彼ら、彼女たちのその後の人生において、
重要な役割を果たしている、ということが明らかになりました。
一方で、
技能実習生に対する日本語教育の環境は
十分に提供、保証されていないし、
実習生たちが
地域の方たちと交流する機会がほとんどないのが現状です。
そんな背景があったので、
私は「Share & Chill (シェア＆チル)」を立ち上げ、
ボランティア活動を始めました。
私たちの活動のゴールは
(1) 技能実習生の日本語能力を向上させることと、
(2) 日本人と交流する機会を増やして、相互理解を深めること、
地域社会への参加を促進することでした。
活動内容については、
定期的にベトナム人実習生たちに、日本語授業を行ったり、
実習生同士や日本人とあるテーマについて日本語でフリートークを行ったり、
また高校生との交流イベントをも開催したりしています。
▲地元高校生と技能実習生の交流会、集合写真
高校の隣に大きな企業がありまして、
そこでは100人の実習生の方たちが働いているにも関わらず
「高校生たちはその実際を全然知らない」ということに私は驚いて、
両者の交流会を始めたのです。
この写真は多文化共生街づくりのワークショップを行った時に
撮ったものですが、
具体的に技能実習生が日本に来てどんな困難を抱えているかを話し合って、
その困難に対して高校生と技能実習生がそれぞれ何ができるかを一緒に考える、
そんな機会になったんです。
▲地元高校生と技能実習生が一緒に、お寺を参拝
全てが
「その通り」だ！！
素晴らしすぎる！！！
トークの最後には
この「課題」にどう対処すべきかの彼女の「私論」も
披露されています。
すごいなー。
大人になったなー。笑
彼女がここまで言ってくださることを
日本社会と
日本人たちはもっと真摯に向き合わないといけません。
もちろん日本政府、地方自治体、政治家たちも。
僕は
「Share & Chill (シェア＆チル)」の活動を全面的に応援してゆきます。
寄付もしっかり用意したいと思います。
今度、岡山に行って、
彼女たちのこの活動に参加してみたいと思います。
ビックチャンちゃん、
本当にありがとう。
益々のご活躍をいつも願っていますよ。
また、浜松にも遊びに来てね！
待ってるよーー。
