「外国人受け入れ」に当たり重要な考え方@中日新聞「静岡発こう読む」

今朝 (11月18日付) の中日新聞に
定番コラム「静岡発こう読む」を寄稿させていただきました。



今回のタイトルは
「外国人受け入れ論」


「外国人受け入れ」に当たり重要な考え方@中日新聞「静岡発こう読む」
コピーライト中日新聞社
(*本画像の掲載に当たり、著作権者である中日新聞社様の許可をいただいています。)



今、国会では
「外国人受け入れ」のための法改正に向けた議論が
唐突な感じに行われている。



おいおい、
日本に必ず来てくれる前提での
この「議論」は何なんだ!
こんなん、あり得ないよ!



「高齢化」とか言ってるのは
日本だけじゃない。


近隣アジアでも
韓国、
台湾、
シンガポール、
タイ...


上記の国々では
既に、日本と同じような問題が台頭してて、
どの国も
人材を呼び込むための環境整備をしている。



例えば、
日本に住むインドネシア人は
5万人弱 (1億 2,680万人人口に対し) ですが、
台湾には
14万4千人 (2,350万人人口に対し) のインドネシア人が住んでいます。



週末、
台湾・台北駅のコンコースを見て欲しい。



多くのインドネシア人の方たちが集まり
母国の国の方同士、交流をしている姿がそこにはある。



こういうのを見て
集団で集まってて怖い、とか言って、ネガティブに思うのか、
それとも何か助けてあげたいと思えるか、
ここが極めて大事なのですが、
「外国人受け入れ」の基本はこの「分岐点」なのです。



日本人が
外国人労働者の方たちへの「感謝」もせぬまま、
「上から目線」
「決めつけた目線 (ルールを守らない、治安を乱す)」で
見ることをし続けてたら
もう誰も来なくなるよ。



この国の
「外国人受け入れ」を語るに当たり、
国会論議を見ていると、
ほんと、そう思います。



確実に
日本人だけで賄えない事実は
企業も、社会の現場も認めなくてはいけないわけで、
それを踏まえた時、
僕たちは
彼ら、彼女たちのために一人一人がどうサポートできるかだと思うよ。



「一人 外国人 5人友達」キャンペーンを
すぐにやったら良いじゃん。



全国民、1年間で
日本に住む外国人に最低 5人、声をかけてあげて
友達になるんだ。



こういうベース (国策) があって、
次の話しが、初めて、この国はできるのだと思う。



実際にね、
外国で暮らしてみたら実感するはずですよ。


「暮らす」は無理でも
一人で海外旅行行ってみなさい。


そしたら
「外国人受け入れ」の気持ち、
理解してあげられると思うよ。



でも、政治家も
一人で海外、行かないから
全然わからないんだろうね、きっと。









同じカテゴリー(中日新聞「静岡発こう読む」)の記事

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。


削除
「外国人受け入れ」に当たり重要な考え方@中日新聞「静岡発こう読む」
    コメント(0)