「農業経営」でニッポンの先を行く、宮崎・新福青果に学べ。

2013年06月23日 22:18 | 農家の方へ

昨日の「日経プラス10」に「新福青果」の新福社長が出演していました。
■ 有限会社新福青果 (宮崎県都城市) http://www.shinpukuseika.co.jp/

「農業経営」でニッポンの先を行く、宮崎・新福青果に学べ。

多分、ニッポン国内で一番進んだ「農業経営法人」の一つだと思います。
「農業経営」でニッポンの先を行く、宮崎・新福青果に学べ。

そのインタビューは予想通り、聞き応え、十分でした。

【インタビュー まとめ】

~法人化した経緯は?

■ 以前は作った産物を「農協」に卸していた。(昭和62年当時は「農協」隆盛の時代)
 自分の作ったものがなぜ自由に売れないか、
 なぜ自分たちで価格設定をできないか、単純な疑問から、そこがスタート。

~何を目指したか?

■ 「農業」を「普通の産業」にしたかった。
 農業を企業の「事業」として考えている。
 目指す農業は、(スタッフが) 定期的に休める農業
 そのために扱う野菜は「根菜類を中心に」作物の絞込みを行った。
「農業経営」でニッポンの先を行く、宮崎・新福青果に学べ。

~農作物は自分たちだけで売れるのか?

■ 自分が作った野菜、全て売り切るのが「理想」だが、全て売れるわけではない。
 売れ残り、不可売品は「加工品」にしていった。
 その 2次効果として、雇用の安定・定着化をもたらし、結果、利益も残せるようになった。

~IT化の取り組みは?

■ 積極的に「経営」に取り込んでいる。
 社内で「あんぽんたんシステム」と呼んでいる。
「農業経営」でニッポンの先を行く、宮崎・新福青果に学べ。
 ウェブ、スマホ、タブレットを使って、作業記録をどんどん登録し、サーバーに蓄積していく。
「農業経営」でニッポンの先を行く、宮崎・新福青果に学べ。
 データさえあれば、その後、「ムダ、ムリ、ムラ」を「分析、検討」できる。

~なぜ「農業経営」が成り立つのか?
「農業経営」でニッポンの先を行く、宮崎・新福青果に学べ。
■ 「農業を産業」にするために、
 とにかく「事業」として取り組んできた。
 経営だから「利益」を上げる工夫はもちろんするが、
 「利益」などは後から付いてきた、最初から求めたわけではない。

~TPP参加について。

■ いいと思う。
 農業界全体が意識改革する絶好の機会。
 この先、ニッポン農業は、
 「農業経営」を目指す若い人たちと、
 後継者がいなく、廃業する人たちと、二分を明確にしていくだろう。
「農業経営」でニッポンの先を行く、宮崎・新福青果に学べ。

これから「農業経営」をさらに極めていきたい農業経営者の方、

より詳しい内容は、明日発売の「日経ビジネス」 (6/24号) の特集をぜひ読んでみてください。
「農業経営」でニッポンの先を行く、宮崎・新福青果に学べ。

しかし、宮崎の「新福青果」さん。

一度、お邪魔し、社長の話しを聞いてみたいですね。

浜松の農家の方たちと視察、研修にいけるといいですね。
■ 2007/12/21
新福青果社長 新福秀秋 (しんぷく・ひであき) さん
http://doraku.asahi.com/hito/runner/071221_02.html


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