個人情報漏洩保険、2〜3割値下げ!

2006年02月12日 20:00 | 個人情報保護

みなさん、こんにちは、佐野@沖縄です。

個人情報漏洩保険をご存知ですか?

そう、万一漏洩事故が起きた時の保険で、謝罪広告や、損害賠償請求などの訴訟費用を補償してくれます。

大手損保が保険料を20〜30%引き下げています。
ご存知の通り、企業による漏洩事故は保護法が全面施行された昨年4月より相次いでいますが、被害者から損害賠償を請求されるケースはさほどではありません。

今回の値下げには、当初の想定よりも保険金の支払いが少なく推移しているためです。
損害保険ジャパンは一部業種で最大50%値下げしています。

よくみなさんに「漏洩保険料って大体いくらくらい?」とか聞かれますが、補償の内容、業種、保有件数、その会社の個人情報保護体制等、各種条件によって変わってきます。

例えば、プライバシーマークを取得している会社であれば、取得していない会社と比較して、「漏洩」の可能性は低くなるわけで、保険料は安くなるわけです。

また、業種別で言えば、印刷業やソフトウェア開発業界など、クライアントの個人情報を直接、預託され業務処理する業種などは、「飲食店」に比べれば、事故が起きる可能性は高く、それに合った補償内容を選択する必要があるので、保険料も高くなるのです。

今回の値下げで、例えば、情報処理サービス業者(売上高30億円規模)向け年間保険料は現在、約76万円と発売当初より30%安くなりました。
また、不動産管理業(同10億円規模)向けは約27万円と27%値下げとなっています。


もし「個人情報漏洩保険」を検討するなら、このへんのページが参考になるでしょう。

IT保険ドットコム
http://www.it-hoken.com/

その他、大手各社の「漏洩保険」は以下、参照できます。

日本商工会議所 個人情報漏洩賠償責任保険制度
http://www.jcci.or.jp/sangyo/rouei-hoken/

損保ジャパン 個人情報取扱事業者保険
http://www.sompo-japan.co.jp/hinsurance/hins/infomation001.html

三井住友海上保険 個人情報プロテクター
http://rmnavi.ms-ins.com/product/pd-protector/index.html






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