今の「日本の現実」をしっかり記した良著、おすすめ@「純粋機械化経済 頭脳資本主義と日本の没落」

トッティ

2019年05月24日 23:50

今の日本の実力、現状を心から懸念し
世界を取り巻く現実を
しっかり記した良著だと思う。


「純粋機械化経済
頭脳資本主義と日本の没落」



大学出身の学者の割には
「ビジネス」のことをよく勉強され、
単なる「学術書」とは一線を画した一冊になっています。


普通、
50歳以上の経済人 (経営者)、ジャーナリストには
正直、この手の考え方の著作、記述は (ほぼ) 書けません。



著者の
駒沢大教授、井上智洋さん
初めて聞く方でしたが、
きっと僕よりお若いんだろうって思ったら、
案の定、1975年生まれ、44歳だそうで...
お若い方ですねー笑
URL https://www.koushihaken.com/member/2800/


「AI時代に世界は大きく分岐する」という前提に立ち、
「AI技術の遅れている日本のような国は没落し、
進んでいる中国のような国は
(中略) ヘゲモニー (覇権) 国家となるだろう。」

(「はじめに」より)



もっとこういった若い学者の考え方が
尊重される社会にならないと、
この先の日本はないですね。

「AI時代」は
もはや目の前に迫っています。


企業経営者は
いかに「AI」を経営に活用するか、
どんどんトライしていかないといけないし、
「AI関連」の人材 (HR) を社内に整備、確立してゆかなくてはいけません。


生活者も
「AI」が私たちの社会を変化させることを踏まえて、
自分たちの生き方を考え、
「AI」に負けない、ポジショニングを確立しないといけません。


ぜひこの一冊、読んでみてください。
面白いと思いますよ。



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