【おすすめ本/書評】「GAFA」を読み、「今の時代の世界の問題」を一緒に考えましょう!
27日に全国書店で
発売になりました、「GAFA」 (英名:「the four」)。
「話題の一冊」。
既に世界 22ヵ国で刊行。
僕も読み始めました。
今、各社対応が求められている「GDPR」。
日本語で言えば
「EU一般データ保護規則」。
正式名称は 「General Data Protection Regulation」です。
結局、EU、そして 欧州委員会が
この「GDPR」を声高に叫ぶ、その「本質」は
まさにこの「GAFA」への脅威であり、
「GAFA」への対抗措置でもあるのです。
21世紀になり、
「石油の時代」が
「データの時代」に変わりました。
そんな「データエコノミー」時代を
「GAFA」たちは想いのまま、突き進んで来ました。
世界中の市民たちをとことんうまく唆してきて。
もはや「GAFA」の暴走 (?) は
グローバル (世界的) な問題になっています。
(世界の誰もが知らず、気づいていないことが「最大の致命傷かつ問題」ですが!)
一番、それへの危機管理意識が高い、欧州委員会が
その「問題」にメスを入れるべく、
「GDPR」が整備され、そして、
先日の「アルファベット社 (Google) への 43億 4,000万ユーロ (5,700億円) の制裁金」支払い命令だったのです。
URL https://japan.cnet.com/article/35122681/
グーグルがどんなに「不服」を言おうとも
欧州委員会の「決定」が
覆されることは絶対にありません。
もはや誰かが止めないと
地球上の全てが
「GAFA」のものになる、
これは決して大げさではありません。
そこを徹底してやっているのが
マルグレーテ・ヴェステアー (Margrethe Vestager) 委員 (デンマーク) です。
100年後に人類の歴史を作った偉大な女性として
彼女は、世界各国の「歴史」の教科書に載る方だと思います。
この本、
「第9章」の「NEXT GAFA」は
いかにも「アメリカ人」的発想ですね。
いつでも「アメリカ」しかないと思っているんでしょうね。
絶対的豊かな人口 (市場) と
圧倒的スピードを武器に、
「新興アジア」から
「Grab」、「Go Jek」など、もっともっと出て来ますよ。
何はともあれ
「the four (GAFA)」、
ご一読ください。
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