「27日からラマダーンに入ります。」
先ほど、
ルクマン・ハキム宗教相 (政府) が
会見で
「ラマダーン入り」を発表。
インドネシア全国77カ所で実施した月の観測結果を元に、
イスラム団体らと協議して
「ラマダーン入り」の日が正式に決定するのです。
「ラマダーン」の約 1ヶ月間、
日中の飲食を断つプアサ (断食) が始まります。
ラマダーン中、ムスリムの方たちは日中の断食に備えて
日の出前にサフール (早朝の食事) を取り、
ブカ・プアサ (日没後の食事) で家族や友人らと一緒に空腹と喉の渇きを癒やします。
「ラマダーン」とは、
飲食を断つだけでなく、
感情を抑えたり、行動を慎んだりする自己修練の機会でもあるのです。
Edis (エディス) 君は
「ラマダーン入り」のニュースを見たらすぐに、
「Sholat Tarawih (タラウィー)」 (ラマダーン入り前夜) の礼拝のため、
家に帰って行きました。
僕はせっかくの「よい機会」なので
バンドゥンで最大のモスク
「Masjid Raya Bandung」に行きました。
もう早速、たくさんのムスリムの方がここに集まり
集団礼拝に臨んでいました。
いよいよ始まった、という感じだと思います。
「ラマダーンゆえ、テロのリスク増幅...」など、
いかにも安易な考え方は止め、
私たちはもっと「本当の姿」を理解しないといけない、と
いつもここに来るたびに思います。