これからの農家は「FARM STYLE 3.0」!

トッティ

2013年04月19日 01:10

「はまぞうメディアラボ」は

地元の生産農家の方が直接、消費者に販売できる、そんな場所でもあります。


昨日の「オープニングイベント」でも

都田のバラ生産農家、高山ローズの高山さん、



都田のトマト農家、まるたか農園の崇司さん、


細江の柑橘類農家、野沢園の野沢さん、


地元野菜、販売のプロ、ご近所マーケットの森さん

にご協力いただきました。

「はまぞう」はこのように

「直接販売」を頑張る、前向きな地元農家を徹底して応援していきたいと思っています。

そして、僕は、

このような農家経営者の生き方を

「FARM STYLE 3.0」と呼んでいます。

そう、

「農家」はずっと昔のままでした。

ズバリ言えば、

結構、「ネガティブだった」と思います。

でも、今の世代の「農業経営者」は違います。

この方たちは、

「今までの農家のやり方、商習慣」を創造的破壊し、

新しい農業経営に積極的にチャレンジを仕掛けています。

そんな農家の生き方、「FARM STYLE 3.0」を、

僕は、このように定義しています。
 ■ スーツが似合う。
 ■ 農作業以外の時は、カッコよくオシャレができる。
 ■ 自分の農業に、いつも「誇りと自信」を持っている。
 ■ 自分が作った野菜、果物がどこに売れるか、
   いつも販路、販売先のことばかり考えている。
 ■ 直接販売 (営業) が好きである。
 ■ 自分は「農家」でもあり、「経営者」でもあると思っている。
 ■ 自分が作った野菜、果物をどう加工、商品化できるか、
   (6次産業化のことを) いつも考えている。
 ■ 値付けは人がするのではない、自分ですべきだと思っている。
 ■ 基本、政治のせいにしない、全ては自分責任と思っている。
 ■ TPPなんて、何にも怖くない。
 ■ 毎年、「(中期) 経営計画」を書面にして作っている。
 ■ 海外の野菜、果物には負けるくらいなら、いつでも (農業を) 止める覚悟だ。
 ■ 海外展開 (進出) をいつも真剣に模索している。
 ■ 農業はこれからもっともっと伸びる市場だと確信している。
 ■ SNS、ブログなどインターネットを積極的に使いこなす。


高山さんも、崇史さんも、
野沢さんも、森さんも、
まさに「FARM STYLE 3.0*」な 4人

これからの「農家経営」はこうでないといけないですね。

「メディアラボ」、昨日は合計124名のお客様でした。

次回は 300人超え、と行きたいと思います。

「はまぞう」は、

「FARM STYLE 3.0」な地元農家の方々を精一杯、応援していきます。


* PS
ちなみに、「3.0」というのは進化している農家経営者を形容する言葉で、
「1.0」は昔ながらの農家の方々、
「2.0」は「農家」も競争力を付けなぁ、あかん、と「農業も経営だ」と意識し始めた (考えるようになった) 方々、
そして、「3.0」はそれをさらに進めて、実際に行動している方々、というイメージです。
これからの若い農家の方々は、「経営を意識」した「FARM STYLE 3.0」でなくちゃ、カッコよくないですよね。
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