ワイキューブ、安田さんの独占手記を読んだ。

トッティ

2011年07月20日 18:04

今週の「プレジデント」に読みたい記事が....。

昨日、コンビニで見つけて、早速、読みました...。

例の「ワイキューブ」の安田さんの「独占手記」です。

一時代を創った人気ベンチャー企業が 今年 3月に潰れてしまったその理由と軌跡...。



事業、経営は難しい...。
この「手記」を読むと、いろいろな「難しさ」が見て取れる。

3月、民事再生法適用申請時、
負債総額は「40億円」。

一体何に使ったのか、本当に興味があった。

当然、あの「靖国通り」沿いにあったメチャきれいなオフィス、自社ビルだと思っていたが、
「賃貸」だったのだ。

無担保でここまで貸した金融機関も、ある意味、驚きだが、
それだけ、この会社の「可能性」があったのも事実かもしれない。



だが、安田さんは「人」と「ブランド」だけに投資しただけだった。

「一括で返せ」と言われた時には会社にも、安田さんにも何の「資産」もなかった....。



つまり、会社の「見て呉れ」(外観) と 社員の「年収」だけ、
「虚勢」を張って大きく見せていただけだった。

それがこの会社の「リアル」だった、ということだ。

事業や、経営は
常に「理想像(理想論)」と「現実」の大きなギャップに苦しむ。

そしてこれを埋め合わせていく「地道な作業」こそ、「事業」であり、「経営」なのだと思う。

だから、本当にしんどいのだと思う。

ただただ「理想」を求めて、自分たちの「力量以上」のことをやったとしても、
「会社」として永く継続できないし、
第一、そんなことは「バブル時代」に日本企業が 25年前に皆、経験した話しである。

この「手記」、ぜひ皆さんも読んで、感じ取っていただければと思います。











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