2013年 浜松市の外国人宿泊者数、発表!

浜松市、県内の「インバウンド」に取り組む方たちに

とても興味深いデータが発表されました。

国交省 中部運輸局が

2013年の外国人宿泊数を初めて、県内自治体別に発表したのです。

まず、

「外国人宿泊数」から。

2013年 浜松市の外国人宿泊者数、発表!

(1) 最も多かったのは「浜松市」 2012年比 4%減の約 16万8,000人

(2) 2位は駿東郡小山町 約 88,000人。
  宿泊者全体に占める外国人の割合は なんと 68%。
  宿泊者の 10人中 7人は「外国人」!
  牽引しているホテルはここ 「富士之堡華園ホテル」
  このホテルのウェブサイトは 6ヶ国語対応。さすが!
 URL http://www.mihanagroup.jp/

(3) 3位は静岡市 48,000人、4位は 伊東市 30,000人。

(4) 県全体では 54万 2,000人。2012年比 10%増。

(5) 熱海市の課題は「インバウンド対応」の遅れ。
  宿泊者数は県内 2位だが、外国人比率はたった 0.4%!


次に、「浜松市」の「国別外国人宿泊者数」

2013年 浜松市の外国人宿泊者数、発表!

(1) 最も多かったのは「中国・香港」何と54%も占める。

(2) タイ含めた東南アジアは 20%弱。2012年比 急成長 (約 3倍)

(3) 日本全体の「2013年 内訳」は
  韓国 23.7% :台湾 21.3% :中国・香港 19.9% : ASEAN 11.1% : Rest of World 24% なのに、

  浜松市は
  韓国 3.3% :台湾 3.3% :中国・香港 54.1% : ASEAN 19.4% : Rest of World 19.8%

(4) これを見ても、「韓国」、「台湾」が浜松市のウィークポイント
  それぞれ、直行便も出ているし、まだまだ開拓の余地十分。

(5) 平成25年データでは、浜松市 16万8,000人より、岐阜・高山市 23万5,000人のほうが多いが、
  平成23年時には、高山市 6万5,000人、浜松市 10万3,000人。
  浜松市のほうが多かった。
  2年後、浜松市は約 1.5倍ほどの伸びだったが、高山市はほぼ 4倍の「急成長」ぶり
  つまり、しっかり戦略的にやれば、2年で「4倍」まで持って来れる。
  「浜松市」がしっかりやれば、年間 65万人まで持って来れるはず。


この「データ」を見ているだけで、

「浜松インバウンド」の「課題」がほぼ見えて来ます。

いろんな人にお会いし、聞きながら、この「課題」を再確認することが大事です。

それを踏まえ、「課題解決」してゆくことが僕らの「使命」ですね。

「浜台交流」、まだまだやれると思います。


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