沖縄の原風景、備瀬のフクギ並木を走る。【国頭郡本部町】

2013年09月24日 03:13 | 沖縄 | 旅行、旅館ネタ

沖縄で最も人気ある観光地の一つ、

美ら海水族館をスルーし、

さらに北に 5分も進めば、

「備瀬のフクギ並木」はあります。

沖縄の原風景、備瀬のフクギ並木を走る。【国頭郡本部町】

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南北に約 1キロ、フクギ並木は続きます。
沖縄の原風景、備瀬のフクギ並木を走る。【国頭郡本部町】

台風の強い沖縄では、

家屋を守るための「知恵」で

「防風林」として「フクギ」を植え、

集落と家を囲いました。
沖縄の原風景、備瀬のフクギ並木を走る。【国頭郡本部町】

「フクギ並木と集落」は、

「最も沖縄らしい、懐かしい原風景」のひとつです。

「フクギ並木」を散策するためには、

「水馬車」の「フクちゃん」か、
沖縄の原風景、備瀬のフクギ並木を走る。【国頭郡本部町】
(料金:4人まで 2,000円、時間: 約30分、TEL:090-1941-9291)

「並木」の「レンタサイクル」を利用します。
沖縄の原風景、備瀬のフクギ並木を走る。【国頭郡本部町】
(1台 300円、一番人気!)

フクギは 1キロ (往復 2キロ) 続きますので、

「レンタサイクル」がいいでしょう。

フクギ並木を自転車で走ると、

「3種類の古民家」を発見します。

1 今も住民が住んでいる「古民家」。

2 多分、今は誰も住んでいないであろう、やや「廃墟」と化した「古民家」。
沖縄の原風景、備瀬のフクギ並木を走る。【国頭郡本部町】

3「観光資源」として

旅館 (民宿)、レストラン、ギャラリーに生まれ変わった「古民家」 です。
沖縄の原風景、備瀬のフクギ並木を走る。【国頭郡本部町】
沖縄の原風景、備瀬のフクギ並木を走る。【国頭郡本部町】
沖縄の原風景、備瀬のフクギ並木を走る。【国頭郡本部町】

この 3つのバランスを考えて、

「集落」を構成しないと、

「観光地」としての「備瀬のフクギ並木」は、その価値を毀損しかねません。

2 誰も住まない古民家」 は 1 か、3 にしていかないといけませんが、

3 が増え過ぎると、

「観光地化」が目立ち過ぎ、

本来の「沖縄の原風景」という、「集落」の魅力が損なわれてしまいます。

そう、目指す「集落の構成バランス」は、

1:7=2:0=3:3

でしょうか。

そして、2 を「ゼロ」にするには、

高松・丸亀町商店街の「街づくり」の考え方が参考になるでしょう。

「不動産の所有権と利用権」を分けて整理する (「定期借地権」の導入)、と

「(集落の) テナントミックス」 という考え方です。
 ■ 高松丸亀町商店街A街区第一種市街地再開発事業
  http://tochi.mlit.go.jp/chiiki/land/ex20/1602/index.html
 ■ 「高松・丸亀町商店街の再生」
  http://www.kashiwa-nibangai.com/k1/pdf/furukawa.pdf


廃墟になっても、この「土地の所有」は手放したくない。

この「気持ち」の整理、解決をどう図るかが、「備瀬」のよりよい「観光地化」の未来の姿があると感じました。

「備瀬のフクギ並木」、

すごくいいところです。

ぜひ「レンタサイクル」で並木を駆け抜けてみてください。

駆け抜ければ、そこは「備瀬崎」。
沖縄の原風景、備瀬のフクギ並木を走る。【国頭郡本部町】


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