「戦略的に取り組む」とは。

2012年02月26日 22:26 | マーケティング

「従来の広告」では現代人に届かなくなっているようです。

ここ数年、そういう相談をよくいただきます。

「企業が今の人にメッセージを届けるにはどうしたら良いか?」という質問です。

そんな時に、その「現実」を教えてくれる、的確なデータがあります。

このデータです。

「戦略的に取り組む」とは。

博報堂が毎年調査しているデータで、
「生活者が日々接触しているメディアの時間」を、毎年調べているのです。
大変ありがたいことに「世代別」に数字が出ているのです。

第7回 メディア定点調査 2011.02
http://www.media-kankyo.jp/upload/files/news_32/HDYnews110615.pdf

僕が企業の「マーケティング担当」ならば、
「このデータ」をすごく重視するでしょう。

年間の「広告・販促予算」の「按分 (割り振り)」は、
このデータを基に判断されるべき
でしょう。

ズバリ言えば、実際はどこも遅れています。

過去を否定する勇気は、人間、なかなか持てないものですから。

でも、しっかり対応しているところが「今、うまく売っている」と思います。

「今、マーケティングをうまくやっている会社」
(=うまく集客している会社、うまく売っている会社)
の共通項はこの 2つ
です。

一つは、

 1ウェブに戦略的に取り組んでいる。
 (ウェブを戦略的に活用している。)


もう一つは、

 2ソーシャルテクノロジーに戦略的に取り組んでいる。
 (ソーシャルテクノロジーを戦略的に活用している。)


貴社はいかがですか?

うまく「営業したい」(=売上UPしたい、集客UPしたい) なら、
うまくこの 2つを取り入れるべき
だと思います。

じゃぁ、「戦略的に取り組む」って一体??
これは、僕なりの「定義」です。

「戦略的に取り組む」ことの、要件はこの 3つです。

 1目標を持って取り組むこと。
  (「目標」は「長期的」と「短期的」と両方。)

 2リスクを負って取り組むこと。
  (人的リソース、金銭的予算ともに、確保し、「お金」と「時間」を賭けること。)

 3一連の取り組みを「PDCA」を回し、スパイラルアップすること。
  (「仮説」を立て、「実行」し、結果を「検証」し、成功パターンを「仕組み化」まで行うこと。)


僕は、よく部下にもこう言います。

「戦略的に取り組め!」

「戦略的に考えよ!」

「戦略的に判断せよ!」

この「3つ」をできる会社には、
この「3つ」をできる社員がいて、この「3つ」を実行しています。

企業もお店も
「ウェブ戦略」を強化すべき
です。
「ソーシャルテクノロジー活用」を強化すべきです。

大変ありがたいことに、
いろいろな企業から
冒頭のような「ご相談」をいただきます。

一緒に「戦略的な取り組み」をやれることは僕らにとっても大変エキサイティングなことです。

ぜひお気軽にご相談くださいね。







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