個人情報保護法1年経過・・・

2006年04月03日 22:00 | 個人情報保護

みなさん、こんにちは、佐野です。

本日、静岡新聞に、先日取材していただいたインタビューが記事掲載になっていました。
静岡新聞では、今、夕刊一面に、「保護法1年」の連載企画を掲載しています。

その名も

 「名前が消える 個人情報保護法1年」です。

昨年の4月に「保護法」が全面施行されて丸1年が経ったのですが、
1年経った今も、「個人情報の漏えい」は企業経営にとって大きな「経営リスク」であり、
「情報管理体制の整備」は企業にとって重要な「経営課題」です。

そんな中、本法律が抱える社会的、経済的な問題点を、シリーズで炙り出そう、というのが今回の記事の趣旨のように思われます。

4月3日付のシリーズ4回目に、私が一部登場しました。

静岡新聞 4月3日付夕刊1面

先日、記者の取材を受け、そのインタビューがこんな感じで ↑ 紹介されています。

記事を読むと、何か「一般的建前論」のような話しになっていますが、
私が伝えたかったのは、

経営者が社員の不正を抑えようと、ただ規定を作ったり、誓約書を取ったり、ログ(履歴記録)を取るだけでは、ダメですよ、と。
ただそれをしてしまうと、社員は「俺らは信頼されていない」と考える。
そこに「埋め難い不信感」が生まれることになるのです。

まずは、経営者と社員にお互いの「信頼」がベースになくてはダメです、と。
それが健全な企業の経営活動の基本ですよ、と。
そのベースの上で、それぞれの目的意識を社員が理解・認識した上で、規定、誓約書、ログ・・・とやっていかないと、「自ら守ろう」にはならないのです。

社員全員が自ら守ろう、となっていく会社であれば、これは強いですよ。

 「とにかく守れ!」

 「自分たちで守っていこうぜ」

この2つに、会社の「付加価値」として決定的な差があることは自明ですね。

先日の記者の取材の模様
http://privacy.ti-da.net/e721171.html


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