ネット広告の新潮流。

2007年01月31日 12:00 | ネットビジネス

みなさん、こんにちは、佐野です。

Web3.0時代のネット広告はさらに進化を続けています。

アメリカでは、益々、Googleの寡占化が進む気配。
日本でも、ヤフーJapanの盛り返しが期待されます。

キーワードはこの2つではなかろうか・・・。
SEM会社のアウンコンサルティング社の調査によれば、
2006年の「コンテンツ・検索連動型」ネット広告の国内市場は、前年比56%増の、1,068億円。

今後も年率30%超の成長が期待され、
2010年には、3,171億円規模に達すると予測されています。

「検索連動型」というのは、検索エンジンの「検索窓」に入れたキーワードに合った、
広告コピーを出し、効果的なマーケティングを実現する手法ですね。

もちろん、このキーワードも益々重視されていくことでしょう。

そして、もう一つのキーワードがこれ、
「内容連動型」という言葉です。
これは実に進化したマーケティングです。

例えば、ある人のブログにおいて、その筆者がどういう内容の文章を書く傾向にあるのかを、
解析し、筆者のテーマ・興味・関心に適した広告を訴求する手法です。

これは凄いですね。

例えば、「今、こんな商品が流行っているよ」と書けば、
その関連製品の通販業者の広告を表示したりするわけです。
もちろん、広告のクリックレートは6〜7倍に向上したとの実験結果も出ています。

USグーグルは、最早、アメリカにおいて、この分野で既にブッチギっていますね。

日本の会社も(弊社を含め)どこまでUSグーグルの知恵に追いつけるのか、というわけです。

この技術において、日本国内有数なのが、徳島の会社である、
株式会社言語理解研究所です。
http://www.ilu.co.jp/

ヤフーJapanが、「検索連動型」広告に続く、新たな手法を確立するためにも、
この「内容連動型」広告において、Googleを凌駕しなくてはならないのです。
どこまでヤフーJapanが盛り返せるのか、同社が蓄積した「内容連動型」マーケティングの技術はどこまでなのか、ヤフーJapanは試されている気が致します。

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