インド・コルカタのスマホショップで見つけた「One Belt One Road (一帯一路)」の恐怖の現実。

トッティ

2019年12月01日 19:09

インドの「フード (外食) テクノロジー」 (フードデリバリー) は
実に熾烈だ。

インド発の
Zomato (ゾマート) があり、
Swiggy (スィッギー) があり、
ドイツ発の Foodpanda (フードパンダ) がある。


コルカタの
レストランの玄関も
こんな塩梅だ。




コルカタの
サムスンショップに立ち寄ってみた。


おー、発見。


このスマホをご存知でしょうか。



裏面はこんな感じ。




こんな風に
パカーっと開けるんです。




いわゆる
折り畳みスマホ、
「フォルダブルフォン」と言われます。


これは
サムスンのGalaxy Fold
URL https://www.galaxymobile.jp/galaxy-fold/


現地で
165,000インドルピー (日本円 約 25万円)
販売していました。


今このフォルダブルを作っているのは世界で 3社でしょうか。


「サムスン」に
あの「HUAWEI (ファーウェイ)」
中国・深圳のユニコーン、
ROYOLE (柔宇科技:ロヨル)」社
の 3つでしょうか。


当然ですが、
コルカタのスマホショップには
日本メーカーのブランドは
一つも置いていません。



ちょっと見逃せない、
むむむ、と思ったのは
この「値付けカード」でしょうか。


この表示金額に
「1.5倍」したのが日本円です。




アップル製品は
世界共通の価格なので
やはり、インド全国民にとっては
高い。



方や、
ビクトリアメモリアルホールで出会った、
ムンバイからの旅行者も
やはり、中国産のスマホを持っている。




これが
中国産のスマホの値段!




Vivo が 6,990ルピーとか
Oppo が 7,490ルピーとか、
それぞれ 10,665円、11,428円。



この「中国産格安スマホ」が
世界中の市民の「足」になっている。



中国・共産党が掲げる
「一帯一路 (One Belt One Road)」は
つい、リアルインフラばかりを考えがちだが、
たぶん、中国が一番狙うのは
通信インフラと、この世界中のスマホ市場を席巻することであり、
それゆえ、「格安」に世界中にスマホをバラマキまくっているという現実です。



これが 20年後、30年後、
一体どのような「意味」をもたらすのか。



考えるだけでも
身の毛もよだつ思いだ。



アメリカも、世界も、
誰もこの「席巻」を止めることができない...





















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