Visit Taiwan!日本人よ、今こそ、台湾に「旅」に行こう!

トッティ

2016年09月18日 21:57

今、台湾の「観光業界」


とてもシビアな (厳しい) 状況に置かれています。


国民が支持する (独立志向の)

民主進歩党 (民進党) の蔡英文さんが「総統」になったのを受けて、

今年 5月以降、

中台関係

悪化、

一気に冷え込んでしまいました。

そしたら

中国当局は

台湾に行く「観光客数」を「減らす (制限する)」調整を

「国策 (国の政策)」としてやるのです。


少しづつ

中国人観光客は

来なくなるようになります。


それまでは

前年比 10%減、でしたが、


なんと...

8月は

前年比 40%減、を記録。

(55%減、という報道もあり。)


今までで一番の減少となりました。


「中国市場向けインバウンド」が

最も難しい、と言われる、

僕らだけではコントロール不能な状況に陥る、

いわゆる

「カントリーリスク」が噴出してしまったのです。


2008年から 8年間続いた、

国民党馬英九政権は

「親中路線」。


この間に、

中国人観光客は

一貫して増えました。


2009年に

97万人だったのが、

6年後、

2015年に

418万人に、

急膨張したのです。



まさに

6年間で

4.3倍。



台湾各地に

「中国人観光客」が

あふれる事態になったのです。


台湾の著名観光地の一つ、

「日月潭 (にちげつたん/ Sun Moon Lake)」

こんな感じになりました。


(写真は、2014年11月のもの)


士林夜市 (Shilin Night Market)


落花生の飴を売る店主 (YU CHIEH CHANG / Jue Lin Peanut Candy President) は

「ここ最近の業績悪化」について

こんな風に語ってくれました。


「馬英九」の間、

ウチの「売上」は 60%アップした
のに、



「蔡さん」になってから、

70%も減った
んだ、と。



しかし、

これは

実に

とっても難しい問題です。


概ね、台湾の人たちは

「馬英九」のやり方をずっと嫌がっていて、

「蔡さん」の「対中政策」を支持して、

今回、

ある意味、

満を持して、

多くの期待を受けて、

「蔡さん」が選ばれたのです。



実は

ある意味、

今回の事態は

「十分に予想された」はずだったのに、

いざ、こうなってしまったら、

背に腹は代えられないので、

観光業者たちは

9月12日に

「1万人デモ」
を行ったのです。




僕らが

改めて、理解しないといけないのは

「政治と経済は

決して

別ではない。」



ということです。


はっきり言って、

「大陸の客」は

簡単に戻って来ないでしょう。


かと言って、

この先もどれだけ「膨張」したとしても

結局は

常に

何かの拍子で

こういう「リスク」が

一気に顕在化するのと背中合わせなのです。


一言で

これが中国、

This is China. なのです。


そして

この「問題」は

日本にとっても

「明日は我が身」、

「対岸の火事」ではありません。



(中国への) 大きな依存」

(中国絡みの) 急膨張」には

注意が必要です。

こうなってはいけないのです。



現状、

台湾当局としては

この「危機」を乗り切るためにも

周辺他国からの呼び込みを増やすしかありません。


だからこそ、

こんな時だからこそ、

僕ら日本人は

「台湾」に

旅行に行きましょう。



「台湾」は

ほんと、いいところです。


人も

なぜ?と思うくらいに

「日本人に優しい」のです。


今こそ、みんなで

Visit Taiwan!


みんなで行きましょう、台湾へ。






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