関空から高雄国際空港へ。ここでは「静岡茶」は通用しない!

トッティ

2014年06月02日 02:17

LLC なのに

この上なく、順調に「高雄」に着いた。


台北の桃園も

緩いと感じたが、

それ以上に、高雄の「イミグレ」は緩い。

そんな、高雄空港に着くと、

すぐにこの「写真」が目に入って来た。


思わず、僕は立ち止まった。

これは「静岡茶」か???

いや、そんなはずはない。

ここでは「台湾観光」の「ベストスポット」を紹介しているのだ。

そう、

これは

台湾の「阿里山茶」の「風景」なのだ。紛れもなく。
URL http://604.tw.tranews.com/Show/Style3/News/c1_News.asp?SItemId=0271030&ProgramNo=A100182000001&SubjectNo=60136

僕らは考えてみなくちゃいけない。

こんなにも「お茶」を自慢する人たちに

僕らの自慢、「静岡茶」がどれだけの「訴求力」があるのだろうか?


たぶん、いや、

十中八九、

PRにならない。

「静岡茶」を自慢したところで

たぶん、「阿里山」のほうが絶対、一番よ!

台湾の人たちはそう、言うだろう。

そう、

「静岡が自慢」できる部分も、

相手の国によって、「訴求点」が変わるものなのです。


こんなの「マーケティング」的には「当たり前」の話しなんだけど。

本当にそうやっている、できている自治体は少ないと思う。

順番はこうだ。

重点的にアプローチする国を決める。
(「選択と集中」だね。)

重点強化国が決まったら、

相手国の「観光資源」の現状整理をし、

その上で、「静岡の自慢点 (訴求点)」を相手国別に個別でプランニングする。


相手国別に

「訴求点」を整理するのが大事
である。

その上で、PR用の「宣伝ツール」を作る。

そうしたら、

自ずと、相手の国ごとに、

「宣伝ツール」は変わって来るもの
なのです。

この「阿里山茶」の「写真」は


改めて僕らにそういう

「インバウンドマーケティング」のヒントと示唆を教えてくれるのです。

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