2020年、日本ダービー観戦記 「3連単馬券は取ったけれど...」

2020年06月01日 01:03 | 日本ダービー

今年も
日本ダービーが無事に終わりました。


今年は
Covid-19 の影響もあって、
いかなるスポーツイベントも軒並み、中止を余儀なくされ、
今年はダービー (中央競馬) も中止になるのでは、と心配される中で、
何とか無事に、今年も「ダービー」は行われました。


国歌独唱は
平原綾香さん。


残念ながら
無観客で
申し訳ありませんでしたが、
そんな平原さん、無観客な静寂の中にも関わらず
「感動しました」と言ってくれました。


2020年、日本ダービー観戦記 「3連単馬券は取ったけれど...」

「ダービー」とはそういうもので
来年に
ぜひ平原さんには
大観衆の前でぜひ独唱していただきたいと思います。


「ダービー」、
なかなかずっと馬券は取れなかったですが、
あの雨の中の「ロジユニバース」が勝った馬単 (2009年 78.7倍) 以来、
今年はラッキーにも
3連単馬券 (5-12-6) (51.4倍) を 1,500円、取ることもできました。


あらら、
たった唯一のサンデーレーシングの勝負服が 3着に入ろうとしてたら
何と内から、「サトノ」の勝負服 (サトノインプレッサ) がすごい勢いで迫って来る。


何とかギリギリ粘ってくれたかなって思いつつも、
掲示板に「5 (3馬身) 12 (1 3/4馬身) 6 (アタマ) 1」と上がり
うわー、今年はいいダービーになったと思いました。


競馬界には
独自の諺的なものがあって、
「一番速い馬が勝つのが皐月賞」
「一番運の強い馬が勝つのがダービー」
「一番強い馬が勝つのが菊花賞」って言われてて、
今年は
コントレイル、
確かに強いんだけど、本当に運も良かった二冠だと思いました。


「ダービー」は
日本で一番お客さんが入る、特別なレースです。


今日も
普通に観客が入っていたら
12万人は入っていたでしょう。
この地鳴りのような観客の声とノイズは
3歳の若駒たちを
とてもナーバスにします。


同じくらい強いのに
去年の「サートゥルナーリア」は
このダービームードに完全に飲まれてしまい、
平常心を失い、スタートを出遅れ、
「力」はあったのに 4着に完敗したのです。


力があっても勝てるわけではないのが
この「ダービー」だと
改めて実感しました。


「無観客」であったことで
コントレイルの「無敗 2冠」の確率が高まったのは事実で、
この馬は「運」さえも持った馬なのだと思いました。


世界もコロナウイルス禍の只中にあり、
今も予定通りにスケジュールをこなしているのは
「日本」だけなのです。


普通の年なら
このオーナーと
この調教師なら
この秋、「凱旋門賞」挑戦、というのは
あり得た選択肢だったはずですが、
この状勢の中、秋にフランスに行くのは困難だと思います。


コントレイルは
秋、菊花賞を目指すそうで
お父さん以来の
「無敗の三冠馬」を目指すことになります。


ディープインパクトは
既に44頭ほどの G1ホースを輩出しているのに、
「本当に無敵の馬」は
まだ出ていません。


大型種牡馬も
晩年に「超大物」を産むというトレンドがある中で
昨年亡くなってしまったディープの
後継種牡馬としても
最高傑作になる可能性があるのが
このコントレイルです。


この馬には
父を超える、大きな足跡を
この先刻んでほしいなと思います。


つまり
「凱旋門賞」を勝つことで
これは日本の競馬界、ホースマンの永年の目標でした。


ようやくこの馬で
実現してできるのでは、と願っています。


「凱旋門賞」は
日本で「超」実績を残した馬しか、
本当の意味で挑戦できない、そんな高嶺のレースなのです。


無観客なのに
今年のダービーは
233億 5,390万2,100円 (昨年比 92.3%) 売れました。


「ダービー」は
やっぱり
今年も「ダービー」だったのです。


そして来週から
早速、2歳の「新馬戦」が始まります。


来年のダービーに向けて、
全てが動き出すのです。


でも
馬券は取れなくても
やっぱダービーは競馬場で
みんなと一緒に「密」で見たいですね。


一日も早く世界の「コロナ禍」が終息し、
普通の競馬場のシーンが
戻って来ることを心から願っています。


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