琉球新報「沖縄戦新聞」を読みましたか?
2005年09月09日
02:00
|
沖縄
みなさん、こんにちは、佐野です。
7日に日本新聞協会より05年度の新聞協会賞が発表されました。
全ての新聞記者、ジャーナリストにとって目指すべき「勲章」であります。
そしてこの栄えある栄誉に、我らが、「琉球新報社」が「新聞協会賞」を受賞しました。
関係者には心よりお祝いを申し上げます。おめでとうございます。
7日に日本新聞協会より05年度の新聞協会賞が発表されました。
全ての新聞記者、ジャーナリストにとって目指すべき「勲章」であります。
そしてこの栄えある栄誉に、我らが、「琉球新報社」が「新聞協会賞」を受賞しました。
関係者には心よりお祝いを申し上げます。おめでとうございます。
対象となった記事は「沖縄戦新聞」(沖縄戦60年取材班)です。
記事の見本がこちらにありますので、まずはご覧になってみてください。
戦後60年を記念した連載企画ですが、この企画記事には興味深いテーマがありました・・・。
「沖縄戦新聞」は、戦争を知らない記者が60年前に遡り、多くの住民を巻き込んだ国内最大規模の地上戦について、現在の情報と視点、体験者の証言を盛り込み再構成した企画です。
新聞界は、戦前、戦中の一時期、戦意高揚に加担した、という負の歴史を背負っています。
「琉球新報」も例外ではなかったそうです。
当時、軍部をまともに批判した新聞は、長野の県紙である、「信濃毎日新聞」(いわゆる「信毎」(しんまい)だけであり、その時の桐生悠々氏のこの記事が有名です。
「ジャーナリズム」は本来、国政をチェックする機能も持っており、
いつの時代も「戦(いくさ)のためにペンを執ってはならない」のです。
本企画(「沖縄戦新聞」)は、取材担当記者たちのそうした「誓い」が伝わってくる企画になっています。
幸いなことに本書籍が9月中旬に出版予定になっています。(詳細はこちらをご参照ください。)
僕も、戦後生まれで、戦争の実際を知らない世代です。
でも僕たちはその時の「過ち」と向き合い、反省し続ける義務があると思っています。
僕は、この本を買って、ひとり戦後60年を振り返ってみたいと思います。
みなさんもお読みになること、お勧めします。
PS そんな日に、朝日新聞による参院選をめぐる虚偽メモ問題のため、
朝日新聞の箱島相談役が、日本新聞協会会長を引責辞任することに・・・。
ジャーナリストのプライドが疑われる。
「反骨のジャーナリスト」桐生氏が、今頃空の上で苦笑いしていることだろう。
記事の見本がこちらにありますので、まずはご覧になってみてください。
戦後60年を記念した連載企画ですが、この企画記事には興味深いテーマがありました・・・。
「沖縄戦新聞」は、戦争を知らない記者が60年前に遡り、多くの住民を巻き込んだ国内最大規模の地上戦について、現在の情報と視点、体験者の証言を盛り込み再構成した企画です。
新聞界は、戦前、戦中の一時期、戦意高揚に加担した、という負の歴史を背負っています。
「琉球新報」も例外ではなかったそうです。
当時、軍部をまともに批判した新聞は、長野の県紙である、「信濃毎日新聞」(いわゆる「信毎」(しんまい)だけであり、その時の桐生悠々氏のこの記事が有名です。
「ジャーナリズム」は本来、国政をチェックする機能も持っており、
いつの時代も「戦(いくさ)のためにペンを執ってはならない」のです。
本企画(「沖縄戦新聞」)は、取材担当記者たちのそうした「誓い」が伝わってくる企画になっています。
幸いなことに本書籍が9月中旬に出版予定になっています。(詳細はこちらをご参照ください。)
僕も、戦後生まれで、戦争の実際を知らない世代です。
でも僕たちはその時の「過ち」と向き合い、反省し続ける義務があると思っています。
僕は、この本を買って、ひとり戦後60年を振り返ってみたいと思います。
みなさんもお読みになること、お勧めします。
PS そんな日に、朝日新聞による参院選をめぐる虚偽メモ問題のため、
朝日新聞の箱島相談役が、日本新聞協会会長を引責辞任することに・・・。
ジャーナリストのプライドが疑われる。
「反骨のジャーナリスト」桐生氏が、今頃空の上で苦笑いしていることだろう。