「自動運転 レベル3」のクルマが中国で年内に発売されます!@上海モーターショー 一般公開初日

トッティ

2019年04月21日 02:44

今日は
上海モーターショー (上海国际汽车展)、一般公開日の初日でした。

URL http://www.autoshanghai.org/?lang=en


すごい人出で、
多分 10万人以上来てたのではないでしょうか。




いろいろ示唆があったのですが、
今日はまず 2、3書きたいと思います。



まずは何と言っても、
トヨタから。


史上初めて EV (C-HR EV) の新車発表がありました。




各国政府が中心になって
世界的な EVシフトがどんどん進行する中、
日本のメーカーも
このままでは蚊帳の外に追いやられる危機感もいよいよ Max になり、
トヨタも中国市場にローンチということなんだと思います。



そんな中、
やはり毎度、野心的な中国のEV会社は
いよいよ「自動運転 レベル3 (条件付き運転自動化)」の新車のローンチが続々行われてゆきます。



モーターショーの前に行った BYTON
URL https://www.byton.com/

「M-BYTE」は
「自動運転 レベル3」で12月にローンチします。






クルマにはドアを開ける取っ手はなく
顔認証でドアが開きます。

運転席にもシフトレバーはありません。
ハンドルはありますが、
これぞ「自動運転 レベル3」のクルマなのです。



そして、今日モーターショーで見た、
GAC NE (GAC New Energy Automobile) 社新EV「AION LX」




このクルマも
自動運転レベル3 (条件付き運転自動化) を搭載。
最大 600km (新欧州ドライビングサイクル基準) という
長い航続走行距離の実現もまた、他車にない強みです。


GAC NE は
中国の自動車大手・広州汽車集団 (GAC) の一部門として2017年に設立。
3〜5年で世界を代表するEVメーカーになることを目指しています。



世界のスピードはあまりに速く、
変われないものを
退場ないしは、破壊に追いやってしまう。

「自動運転 レベル3」を
もはや年内に市場にローンチするだなんて...

日本の行政の方は
この「リアル」をほんとどこまでキャッチアップできているのか、それはあまりに疑わしい。




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