今、世界のビジネス (取引) の形態が
大きく「変化」「変容」を遂げようとしている。
モノを「所有」する時代はもう終焉を迎えようとしている。
「所有」はせずに
サービスを継続的に「利用」し続ける「サブスクリプション」という取引は
もっともっと日本国内でも盛んになってゆくはずだ。
「サブスクリプション」(英名「Subscribed」) の著者であり、
Zuora の CEOでもある、
台湾生まれの起業家
ティエン・ツォ (Tien Tzuo) さんの講演を聞きました。
URL https://www.zuora.com/
今、世界で進行中の
「サブスクリプション・モデル」の生みの親、と言って良い方です。
いつの間にか、僕らは
「モノを購入し、所有する」スタイルでなく、
「サービスをずっと使い続ける」という選択にシフトしている。
「製品の時代」は終わり、
「顧客の時代」になったのだ。
「サブスク」で成功した企業は多数あるが、
最も劇的かつ、革命的に、シフトを成功させた、その一つは
「アドビ」だろう。
2011年秋、
ソフトのパッケージ販売を中止し、
「サブスクリプション方式」に切り替えた。
(実際には「段階的に」。)
当時、パソコンのソフトと言えば、
「パッケージ」方式しかなく、
ソフト会社は、永遠に新規顧客を創り続けるしか、
「成長の絵」は描けなかった。
「サブスク」に切り替えて、
「アドビの状況」は一変した。
まさにそれは、「劇的」の一言に尽きる。
アドビが移行を発表した2011年の株価は約25ドル、
移行翌年の収入はほぼ35%減少したが、
その後、株価は年率25%のペースで上昇を続けた。
現在は 264ドル。
2018年度通年の収益 (AAR) は
過去最高となる90億3,000万ドル、前年比24%増と
もはや「絶好調」だ。
(2011年は実質ゼロだった...)
最も素晴らしいことは
総収益の70%以上が
「定期収益」だ。
「アドビ復活」に関する詳しくは
この記事をぜひご参照されたい。
URL https://www.businessinsider.jp/post-189531
今こそ、
私たちは
「ビジネスの取引形態」 (顧客の購入の価値観) が
劇的に変化している時だと認識し、
自分たちの「ビジネスの仕方」を
劇的に変えましょう!
"Goodbye, ownership. Hello, usership."
「所有 (売り切り)」から
「継続的利用 (付き合い)」へ。
貴社への「サブスク」導入については
ぜひ私たち、はまぞうにご相談ください。